メルカリを利用するときに、頻繁に表示されるのが「本人確認」のワード。
しかし、せっかくメルカリを始めようとしているのに、メルカリの本人確認をして大丈夫なのか?本当に危険性がないのか?怖いし気になりますよね。
ただし、メルカリの利用したい内容によっては、本人確認が必要な場合もあるでしょう。
その本人確認プロセスには潜在的な危険性があるのでは?と思ったりしますよね。
そこで今回は、メルカリ本人確認の危険性は?免許証やマイナンバーカード提示が怖い?についてまとめていき、その危険性と対策について解説します。
メルカリ本人確認の危険性は?免許証やマイナンバーカード提示が怖い?
特に気になるのが「メルカリ本人確認の危険性」ですよね。
まずは、メルカリ本人確認の危険性はあるのか?本人確認のメリット・デメリットは?について見ていきましょう。
1.メルカリ本人確認の危険性は?
メルカリは、過去に個人情報漏洩をして話題になりました。
メルカリに個人情報を登録することは、漏洩のリスクも付きまといますし、100%安全なセキュリティーは存在しません。
本人確認のために提出する書類には、住所や氏名、生年月日などの個人情報が含まれています。これらの情報が不正にアクセスされたり、第三者に漏洩することで、個人情報が悪用されるリスクが全く無いとはいえません。
本人確認書類の偽造や悪意あるユーザーが偽造した本人確認書類を使用することで、本人確認プロセスを悪用し、不正な取引を行うことが100%ないとは言えないでしょう。
個人情報漏洩の対策
メルカリ側は、個人情報を適切に管理し、情報漏洩を防ぐためのセキュリティ対策を強化しています。
また、メルカリは、本人確認書類の審査を厳格に行い、不正な書類を見つけた場合は速やかにアカウント凍結や警察への通報を行う用意があります。個人データの安全管理に係る基本方針
メルカリ側も、安全の対策をしっかりと行っているようですね。
メルカリの利用者ができる対策
メルカリ側が安全対策を行うのは、当たり前ですが、私たち利用者自も、取引相手をよく調べ、怪しいと感じた場合は取引を避けることが望ましいです。
メルカリ側が安全対策を講じていても、身元詐称によるトラブルや本人確認が不十分であることを利用し、他人の身元を詐称するユーザーが存在します。これにより、詐欺や横領などのトラブルが発生することがないとは言えません。
これらの危険性を理解し、適切な対策を講じることで、メルカリをより安全に利用することができます。以下は、利用者が自身でできる予防策の例です。
また、利用者自身も、アプリやウェブサイトの正規版を使用し、安全なネットワークでアクセスすることが重要です。
独自の強力なパスワードを設定し、異なるサービスで同じパスワードを使用しないようにしましょう。
二段階認証の利用 メルカリでは、二段階認証が利用できます。これにより、不正なアクセスを防ぐことができます。セキュリティ対策として、二段階認証を有効にすることをおすすめします。
不審なメッセージやリンクを開かない フィッシング詐欺などの被害を防ぐために、不審なメッセージやリンクを開かず、メルカリの公式チャンネルから情報を得るようにしましょう。
取引時の注意 取引時には、メルカリのルールに従って行動し、直接の連絡先交換や取引場所の変更には注意しましょう。また、商品の受け取りを確認した後に評価を行い、トラブル発生時には速やかにメルカリのカスタマーサポートに連絡しましょう。
メルカリの本人確認の危険性を理解し、適切な対策を講じることで、安全にフリマアプリを利用することが可能です。利用者自身がセキュリティ意識を高め、注意深く取引を行うことが、最終的な安全確保に繋がります。
メルカリの本人確認の5つのデメリット
メルカリ本人確認のデメリットは、以下の5つが考えられます。
- 個人情報漏洩のリスクがある
- 複数のアカウントが作れない
- 審査に時間がかかる場合がある
- 未成年の場合は親や保護者の許可がいる
- 登録に手間がかかる
先ほど個人情報漏洩のリスクがあるのはお伝えしましたが、その他にも「複数のアカウントが作れない」といったデメリットもあります。
これは本人確認をすることで二重にアカウントを作れず、悪用を防ぐためでもあります。
また、本人確認は審査に時間がかかる場合があります。
早ければ本人確認をしたその日に反映されますが、時によってはもっと時間がかかる可能性も。
それだけではなく、未成年の場合は親や保護者の許可がいります。
未成年を危ないサイトから守るためで、「メルカリを使っても大丈夫なのか?」という点で、親や保護者の許可がいるのです。
そして一番ネックなのが、メルカリの本人確認の登録に手間がかかるということですよね。
メルカリの本人確認は、顔写真をメルカリアプリで読み込むのですが、なかなか反応しない場合も。
登録だけでも面倒くさいのに、更に手間がかかるのがデメリットです。
メルカリの本人確認の3つのメリット
では今度は、メルカリ本人確認のメリットをまとめていきます。
実は、デメリットだけではなく大きなメリットもあるのです。
- 売上金を有効期限なく受け取れる
- 売上金をメルペイ残高として、そのまますぐに利用できる
- 本人確認済みの表示で商品の信頼性をアピールできる
メルカリ本人確認のメリットは、売上金を有効期限なく受けとれること。
せっかく売上金があるのにもかかわらず、有効期限が過ぎてしまった・・・なんて経験をした方もいるのではないでしょうか?
また、売上金をメルペイとしてそのまま利用できるのも大きなメリットです。
スマホの画面にバーコードを表示して、コンビニなどですぐにお買い物ができちゃいます。
それだけではなく、メルカリで本人確認済みの出品者は「本人確認済み」の表示がされるので出品者・商品の信頼性をアピールすることができます。
本人確認をしないと出品はできない?
メルカリでは、実は本人確認をしていなくても商品の出品ができます。
メルカリには、「本人情報」と「本人確認」があり、本人情報の登録をしていれば、商品の出品が可能になります。
本人情報に必要な情報はこちらです!
- メールアドレス
- 携帯番号
- 氏名
- 住所
- 生年月日
氏名と住所を登録することで、商品の発送が可能になります。
また、メールアドレスと携帯番号も本人であるかどうかの確認なので、重要なポイントですね。
本人確認をするときの注意点はある?
メルカリの本人確認するときの注意点は、本人確認書類は「顔写真つきのもの」であることです。
それには、免許証やマイナンバーカードが該当します。
学生証や健康保険証、通知カードは利用できないので注意しましょう。
以前は学生は本人確認ができませんでしたが、マイナンバーカードの普及により本人確認ができるようになりました。
メルカリ本人確認の危険性のまとめ
メルカリの本人確認の危険性や利用者ができる対策、メルカリ本人確認のメリットとデメリットを最後にまとめておきます。
- メルカリの本人確認は情報漏洩の可能性がないと言えない
- メルカリの本人確認にもメリットがある
- 本人確認をしなくても商品の出品ができる
- 商品の出品には本人情報の登録が必要
- 本人確認をする際には顔写真つきのものが必要
メルカリの本人確認は情報漏洩のリスクがまったくないとは言えないですね。
それでも本人確認をしてメルカリを利用しているユーザーが大勢いるのも事実です。
もし、情報漏洩のリスクが怖いのであれば本人情報の登録だけをして、メルカリを利用してみてもいいのではないでしょうか?
本人確認をしなくてもいい人は、「商品を出品できればいい」「すぐに売上金を換金するから大丈夫」という人です。
また、メルカリの本人確認にもメリットがありますが、特に気にしないという方は本人情報の登録だけをしてメルカリを利用してみてくださいね。