コロナ禍、物価高騰の影響により、おこめ券の配布やお米の現物支給が各自治体で行われていますね。
知名度が低いおこめ券は、どこで買えて、どこで使えて、何が買えるのでしょうか?
日本人の米離れが進んでいるといわれている中、この記事ではおこめ券はどこで買えて、どこで使えて、おつりは出るのか、何が買えるのかを徹底調査しましたので、持っているおこめ券、配布されたおこめ券を活用してもらえると嬉しいです。
全国共通おこめ券はどこで買える?
「全国共通おこめ券」とは、全米販(全国米穀販売事業共済協同組合)が発行しているお米の商品券です。
昭和58年から発行され、現在発行中の券です。
では、おこめ券はどこで買えるのでしょうか?
おこめ券の購入は、
- 公式サイト『ごはん彩々』 ₍配送料金550円(税込)がかかる。ギフト設定してくれるので贈り物に良い)
- 全国のお米屋さん
- スーパー (イオン、ダイエーグルメシティなど)
- デパート (高島屋、阪急百貨店、近鉄百貨店、西武百貨店など)
などがあります。
※一部取り扱いのない店舗もあります。
また、安く手に入れるなら、
- ヤフーオークションやメルカリ
- 株主優待
- 金券ショップ
- ネット通販
といった方法もあります。
ネットでの購入は便利ですが、トラブルには気を付けてくださいね。
全国共通おこめ券には、有効期限はありません。
(※株主優待のおこめ券には発行日より一年間という有効期限あり)
おこめ券は1枚500円(非課税)ですが、1枚あたりの引き換えは440円分です。60円の差額は流通経費がかかっているためです。
『1㎏』と記載されたおこめ券はお米1㎏が買えるわけではなく、目安表示です。
おこめ券 1枚500円=お米代等440円+流通経費60円 |
※以前発行されていたおこめ券の引き換え金額は現在の440円とは異なり、おこめ券の種類により金額が異なります。
ちなみに、平成13年まで発行されていた全米商連発行の「全国共通 お米ギフト券」、現在発行中の全農発行の「おこめギフト券」は名前・発行元が違いますが、おこめ券同様として利用できます。
全国共通おこめ券はどこで使える?
全国共通おこめ券は、購入できる店舗より多くの店舗で使えます。券面裏の販売店名等に記載があってもなくても、利用可能店舗であればどの店舗でも使用できます。
おこめ券がどこで使えるのか調べてみました。
- 全国のお米屋さん
- スーパー (イオン、ライフ、アル・プラザ、ダイエーグルメシティなど)
- デパート (高島屋、近鉄百貨店、阪急百貨店、西武百貨店など)
- ドラッグストア (マツモトキヨシ、キリン堂、ウエルシア、サンドラッグなど)
- ドン・キホーテ
- コンビニではファミリーマートでお米の販売店舗のみ利用可能とセイコーマートで使えます。
- 公式サイト『ごはん彩々』
などで使えます。
公式サイトに『おこめ券取扱店舗検索』があり、エリアから検索できますので、ご参考になさってください。ただし、おこめ券取り扱い店舗については、加盟店制度を取っていないので掲載していても取扱を終了していたり、掲載していなくても取扱可能なこともあるようです。
コンビニではお米を取り扱っているファミリーマートで利用可能と記しましたが、実際にはお米の取り扱いがない他のコンビニでも利用できるところはあるようです。
ホテル東横INNでは、おこめ券やビール券などの金券を使ったキャンペーンを行なっていましたが、2023年3月末で終了したようです。
どこで使えるのかは、利用したい店舗に直接確認するのが確実ですね。
全国共通おこめ券はおつりは出る?
買い物をするときにおこめ券を利用するとおつりは出るのでしょうか?
公式サイトには『基本的にお釣りをもらうことはできません。額面(1枚:440円)以上の商品とお引換え下さい。』となっています。
ですが、実際はお店の判断によるようです。
ドン・キホーテのホームページには、『ビール券、お米券以外の金券はおつりが出ません。』とありますので、お米券ではおつりが出るようです。
イオン各店では、『ビール券、アイスクリーム券、全国お米共通券、クレジットカード会社発行のギフトカードなどがご利用いただけますが、店舗により利用可能な範囲が異なりますので、詳しくは直接店舗までお問い合わせください。』
となっており、グループ会社でも各店舗によってルールが違うようです。
おつりのことも利用したい店舗に確認するのが良いですね。
全国共通おこめ券は何が買える?お米以外もあり?
おこめ券は基本的には精米・玄米・もち米と交換できます。
ですが時代の流れというのでしょうか、各店舗の判断になりますが、2021年夏から公式に幅広く利用できるようになりました。
では実際何が買えるのでしょうか?
- 精米・玄米・もち米
- 菓子・インスタントなどの食品
- 洗剤などの日用品
などが買えます。
※ギフトカードや自治体指定のごみ袋など一部商品に不可あり
けれども、使い方にも各店舗のルールがあるようです。
- お米関連商品(精米・玄米・もち米)にしか使えない
- お米関連商品(精米・玄米・もち米)がひとつでも入っていれば他の商品(食品・日用品など)も一緒に購入できる
- お米を購入しなくても、他の商品が買える
- パックご飯はお米関連商品とみなさないところがある (Cの場合だと使用できそうですね)
- おこめ券は一度に複数枚使用できるが、利用枚数は各店舗による
- おつりは出るところと、出ないところがある
どの場合であっても、店舗やレジで確認するのが一番良いですね。
おこめ券はどこで買える?どこで使える?何が買えるのまとめ
おこめ券について、どこで買えて、どこで使えて、おつりは出るのか、何が買えるのかをお話をさせてもらいました。
- おこめ券の購入は、公式サイト『ごはん彩々』、全国のお米屋さん、スーパー、デパート。
- おこめ券が使えるのは、全国のお米屋さん、スーパー、デパート、ドラッグストア、ドン・キホーテ、一部のコンビニ、公式サイト『ごはん彩々』など。
- おこめ券を利用し、おつりは出るところと出ないところがある。
- おこめ券で、精米・玄米・もち米、菓子・インスタントなどの食品、洗剤などの日用品などが買える。
また、おこめ券を安く手に入れるなら、ヤフーオークションやメルカリ、株主優待、金券ショップ、ネット通販といった方法もある。
おこめ券が使えるお店、おつりがでるのか、何が買えるかは、各店舗によって変わりますので、利用したい店舗で確認するのが一番手っ取り早い方法かと思います。
こぼれ話としてひとつ。
もし、おこめ券を利用しない・不要だという方がいらっしゃいましたら、こんなプロジェクトがありますので、ご興味があれば活用してみてください。
【全国共通おこめ券発掘プロジェクト】全国の家庭に眠っている「全国共通おこめ券」を発掘し、寄付してもらうことで、低所得者のひとり親家庭にお米を届けようという試み。 |