ケーキやお菓子作りでは、見た目も大切ですよね。特にひな祭りやなどのイベントのときに生クリームの色が、ピンクだと可愛いですよね。
生クリームを簡単にピンクにするには、少量の食紅を使えばできますが、食紅を使いたくないという方もいると思います。
そこで、この記事では食紅を使わずに生クリームをピンクに染める方法をご紹介します。自宅で、可愛いピンクの生クリームを使ったデザートを作ってみませんか?
生クリームをピンクにする食紅以外の方法は?
生クリームをピンク色にするためには、イチゴや食用色素や天然の色素などを使う方法があります。具体的には以下のようなものがあります。
それでは早速、食紅以外で生クリームをピンク色にするアイテムをご紹介しますね。
- 刻んだイチゴ
- 新鮮なイチゴを細かく刻んで混ぜると、自然なピンク色とイチゴの風味を生クリームに加えることができます。
- いちごジャム
- いちごジャムを混ぜると、ピンク色と甘いイチゴの味が加わりますが、ジャムの糖分や質感に注意する必要があります。
- ストロベリーピューレまたはストロベリーパウダー
- ピューレは生クリームに混ざりやすく、自然なピンク色を与えます。パウダーは質感を変えにくく、色付けに適しています。
- フランボワーズピューレまたはフランボワーズパウダー
- フランボワーズのピューレやパウダーは鮮やかなピンク色とフルーティーな風味を提供します。
- ホイップシーズニング・ストロベリー
- このシーズニングは、生クリームに自然なストロベリーの香りと色を加えます。ストロベリー由来の色素が含まれているため、生クリームは淡いピンク色になります。風味もストロベリーの甘酸っぱさを感じることができます。
- ホイップシーズニング・ピーチ
- ピーチフレーバーのシーズニングは、生クリームに桃の色と風味を加えます。
- 紅麹パウダー
- 紅麹は自然なピンク色を与え、微妙な風味を加えることができます。
- アセロラパウダー
- アセロラ(バルバドスチェリー)を使用すると、生クリームに鮮やかなピンク色とトロピカルな風味を加えることができます。
- いちごのフリーズドライの粉末
- イチゴのフリーズドライは色付けとイチゴの風味の両方が楽しめて質感もあまり変えません。
- イチゴのフルーツソース
- ソースを混ぜると、生クリームにピンク色とイチゴの風味が加わりますが、沢山入れすぎると質感が変わります。
- ビーツパウダー
- ビーツパウダーを使用すると、鮮やかなピンク色になりますが、ビーツ独特の風味が加わります。
- かき氷のイチゴシロップ
- シロップを使うと、生クリームに鮮やかなピンク色がつきますが、糖分が多いため質感や甘さに注意が必要です。
- ハイビスカスパウダー
- ハイビスカスは自然に鮮やかな赤色で生クリームに加えると、美しいピンク〜赤い色になります。また、ハイビスカスは独特の酸味とフローラルな風味で生クリームに加わえると独特の味わいを楽しめます。
- ローズヒップパウダー
- ローズヒップはローズの実で、自然なピンクからレッドにかけての色になります。生クリームに加えると、ピンク色がつき、同時に微かなフルーティーな風味が加わります。
- ドラゴンフルーツのピューレ
- ピンク色のドラゴンフルーツのピューレを混ぜると、ピンク色になります。また、ドラゴンフルーツ独特の風味も楽しめます。
旬のイチゴを刻んだり潰して生クリームに入れる方法やいちごジャムを入れる方法が一番身近にできると思います。
その他、いちごパウダーなど粉類を入れると生クリームに混ざりやすいのでおすすめです。
また、生クリームにパウダーがうまく混ざらないと感じたり、生クリームよりも軽い質感がほしいかたは、牛乳を入れるだけでホイップクリームができるパウダーを使うと良いかもしれません。
私は生クリームをピンクに色づけするときはホイップシーズニングストロベリーを使っています。混ぜるだけでピンクになるのでおすすめですよ。
生クリームにパウダーを入れるときの注意点は?
生クリームにパウダーを加えるには、いくつかの注意点があります。注意点を守りながら作ると生クリームの質感や味を保ちつつ、ピンクの色が作れます。
- 少量から始める
- パウダーは色や風味が強く出ることがあるので、少量から加えて徐々に量を調整します。目的の色合いや風味を確認しながら少しずつ加えると良いでしょう。
- 均等に混ぜる
- 生クリームにパウダーを加えた後は、均一な色合いと質感を得るために、丁寧に混ぜ合わせる必要があります。ダマにならないように優しくかき混ぜます。
- パウダーの溶け残りに注意
- パウダーが完全に溶けないことがあります。これを防ぐために、パウダーを少量の水や他の液体で先に溶かしてから生クリームに加える方法もあります。
- 生クリームの固まり具合に注意
- 生クリームは過度に混ぜるとバター状になってしまうことがあるため、混ぜすぎには注意が必要です。特に、電動ミキサーを使用する場合は、低速で短時間混ぜることが重要です。
- パウダーの量による質感の変化を確認
- パウダーを多く加えると生クリームの質感が変わることがあります。適切な量を加えることで、生クリームの滑らかさを保ちつつ色付けすることができます。
- 味と風味のバランスを考える
- パウダーによっては風味が強く出るものもあるので、生クリームの味とのバランスを考慮して加える量を調整します。
色の強度は、加える材料の量で調整できます。ただし、テクスチャーの調整には注意が必要です。
生クリームが液状になりすぎないよう、材料を少しずつ加えましょう。食感の影響も考慮すると、パウダー状の色素も良い選択肢です。
例えば、いちごのフリーズドライ粉末やビーツパウダーは、色付けに適していますし、生クリームの質感を保ちやすいです。
これらのポイントに注意しながら、生クリームにパウダーを加えると、美しい色合いと良い質感の生クリームを作ることができます。
生クリームをピンクにする方法!食紅以外のまとめ
ケーキやカップケーキを作る時に、生クリームやホイップクリームがピンクの色にしたいときってありますよね。
この記事では食紅以外で生クリームをピンクにするアイテムと方法をご紹介しました。
イチゴ、ラズベリー、ビーツ、紅麹パウダーなど、生クリームをピンクに染める天然の色素が豊富に存在します。また、栄養価も高く、食品安全性にも配慮されています。
生クリームをピンク色にするときは、生クリームの質感を維持しつつ、色を徐々に加えていくことがポイントです。
自宅でのデザート作りに、見た目も鮮やかなピンク色の生クリームを作ってみてくださいね。