近頃サウナ人気が続き、疲れやストレスが溜まったときだけでなく、日常的に利用する方も増えましたよね。
サウナ以外に、アカスリ(垢すり)や岩盤浴も楽しみたいけど、「順番やタイミングに決まりはあるの?」「岩盤浴は、アカスリ(垢すり)の前がいいのかな?」
悩まれる方も多いのではないでしょうか。
今回は、アカスリ(垢すり)やサウナ、岩盤浴を利用する際の、より効果的な順番やタイミングについて解説していきたいと思います。
アカスリ(垢すり)とサウナと岩盤浴の順番やタイミングは?入浴する前か後か?
アカスリ(垢すり)、サウナ、岩盤浴をする際、せっかくなら効果的な順番で利用したいですよね。
まずは、垢すりやサウナ、岩盤浴がどんなものなのか、簡単にまとめていきたいと思います。
アカスリ(垢すり)とは、名前の通り、垢を擦って落としていく美容法です。
タオルやミトンなどで全身を擦っていくと、石鹸では落とせないような古い角質や毛穴の黒ずみなどが取れていきます。
サウナは、体をあたためることで、発汗作用を促す温浴方法です。
いわゆるサウナと言ってみなさんが想像する、高温のドライサウナの他に、温度が40~60度程度で湿度が90%以上ある、ミストやスチームなどの湿式サウナなど、数種類のタイプがあります。
岩盤浴は、あたためられた天然鉱石やプレートの上で寝転び、体をあたためることで、発汗作用を促す温浴方法です。
岩盤の種類は10種類以上あり、その種類によって効果効能が変わります。
さて、アカスリ(垢すり)をする際、効果を高めるために大事なことがあります。
それは、入浴して十分体をあたためることです。
熱いお湯だとのぼせやすいので、少しぬるいお湯(38℃~40℃程度)に15分~20分程入ってあたたまります。
そうすることで、肌がやわらかくなって垢が出やすくなるのです。
アカスリのお店の方からも説明があるようですね。
利用する順番についてですが、サウナと岩盤浴はどちらも発汗作用を促すものなので、どちらも入りたい場合は、お好みで決めて大丈夫です。
ですが、アカスリ(垢すり)をすると血流がよくなり、老廃物が排出されやすくなるので、一番効果的な方法は、「入浴→アカスリ→サウナor岩盤浴」です。
- 入浴体が温まり肌が柔らかくなる。
シャンプーやボディソープで洗わない。
- 垢すり血流が良くなる。
- サウナや
岩盤浴血行が促進され、汗が出やすくなる。
このようにすることで、しっかり体があたたまり肌がやわらかくなる→アカスリ(垢すり)をして血流がよくなる→サウナや岩盤浴でさらに血行が促進され、汗がより出やすくなる、と、とても良い循環になるのです。
垢すりをする前の注意点
垢すりのときの入浴前の注意点としては、シャンプーをしたり、ボディソープで体を洗ったりしない、ということです。
せっかく体をあたためても、シャンプー等をすると皮膚に膜ができてしまって垢が出にくくなってしまうのです。
体の汚れを軽く流す程度にしてから、入浴するようにしましょう。
アカスリ(垢すり)は、予約をして利用する場合がほとんどだと思いますので、入浴時間も考慮して決めるといいですね。
また、サウナも体があたたまるから、サウナ→アカスリ(垢すり)でもいいのでは?と思いますよね。
ただ、サウナは、お湯にしっかりつかるのと違って、肌をやわらかくすることが難しいので、ゆっくり入浴してからアカスリをするのがオススメですよ。
サウナとアカスリ(垢すり)の効果と頻度は?
サウナやアカスリ(垢すり)の気になる効果と、どのくらいの頻度で利用するといいのかについてまとめていきます。
サウナは前述したように数種類あり、それによって効果が違いますので、サウナの種類を大きく分けてドライサウナと、湿式サウナとの違いを見てみます。
ドライサウナとは?
一般的な入り方としては、サウナに入って体があたたまったら水風呂に入り、外の空気を浴びながら体を落ち着かせる。これを繰り返していきます。
短時間で体温が上がり、その後冷たい水風呂に入ることで血流がよくなり、血行促進が期待されます。
熱い→冷たいのループで気持ちよさを感じ、よく耳にする「ととのう」という状態になるんですね。
思いきり汗をかいて心も体もリフレッシュでき、ストレスが解消されたり、自律神経が整えられます。
ただ、体への負担も少なくないので、持病のある方や、体調が優れないときには無理をしないようにしましょう。
また、肌や髪が乾燥したり、傷むこともあるため、サウナハットやタオルなどで対策するといいです。
頻度についてですが、ととのいたいからと入りすぎると逆に疲労感が出たり、肌や髪への影響も考えられることから、週2回程度にするのがいいようです。
湿式サウナとは?
ドライサウナより低温高湿なので、ゆっくりとした発汗作用があります。
私の夫は、ドライサウナが大好きでよく通っているのですが、私は入った瞬間の強烈な熱さが苦手でどうしても敬遠してしまいます。
湿式サウナは、低温で体への負担が少ないので、私のように熱さが苦手な方やお子さま、年配の方も安心して入れるのが特徴です。
高湿なので肌への潤いを与えてくれながら、しっかり汗をかいて血行を促してくれ、疲労回復やリラックス効果が期待されています。
頻度については、体への負担が少ないので、ドライサウナより頻度が高くても問題ないようです。
ただ、ドライサウナでも湿式サウナでも、効果や頻度に関しては個人差が大きいのが正直なところです。
効果が実感できる頻度を自分で見つけてみるのも、楽しみの1つと言えるのではないでしょうか。
次は、垢すりについて見てみましょう。
アカスリ(垢すり)とは?
アカスリ(垢すり)は、全身を擦ることで、石鹸では落とせないような皮脂の汚れや古い角質を落とし、体臭予防や美肌効果もあると言われています。
また、血流をよくして発汗作用を促し、老廃物の排出、むくみにも効果的です。
頻度については、肌が生まれ変わるターンオーバーの周期が30日前後と言われているので、それを考えると、1ヶ月に1回程度が好ましいようです。
あまり頻繁にすると、肌に必要な皮脂まで落としてしまったり、体から水分が出ていきやすくなって乾燥する原因にもなります。
肌の弱い方は皮膚が赤くなったり、炎症を起こしてしまうこともありますので、アカスリ(垢すり)をする際は、頻度だけでなく強さにも気を付けるようにしましょう。
サウナもアカスリ(垢すり)も、効果の感じ方は人それぞれで、好みもありますよね。
ただ、共通して言えることは、どれも水分をしっかり取りながら行うことが重要だということです。
発汗作用がありますので、体が水分不足にならないように、こまめに水分補給をしながら行うようにしましょう。
アカスリ(垢すり)後のケアは?保湿は必要
アカスリ(垢すり)は、前項でも触れたように美肌効果があるのですが、実はアカスリ(垢すり)をした直後は乾燥しやすい状態になっています。
タオルやミトンなどで擦ると、ザラザラしたお肌がツルツルになるので、そのままにしてしまいがちなのですが、肌はとても敏感なんです。
できるだけ早めに化粧水やオイル、ボディクリームなどを塗って、しっかり保湿してあげると、効果がより持続しますよ。
アカスリ(垢すり)とサウナと岩盤浴の順番やタイミングは?のまとめ
今回は、アカスリ(垢すり)やサウナ、岩盤浴についての効果やそれぞれの頻度、より効果的な入り方について解説してきました。
・最も効果的な入り方は、入浴→アカスリ(垢すり)→サウナor岩盤浴 です。
体をしっかりとあたため、肌をやわらかくすることで、アカスリ(垢すり)の効果を高めます。
また、アカスリ(垢すり)をすると血流がよくなるので、その後にサウナや岩盤浴に入ることで、さらに血行が促進され、より汗をかきやすくなります。
・ドライサウナは、短時間で体を熱くし、水風呂で冷やし、外気浴をしてクールダウン、を繰り返すことで、‘ととのう‘状態にしてくれます。
血行促進やリフレッシュ効果があります。
・湿式サウナは、じんわりゆっくり汗をかくことで血行を促してくれ、疲労回復やリラックス効果があります。
・アカスリ(垢すり)後は、肌が敏感になってるので、しっかりと保湿してあげると効果が持続します。
アカスリ(垢すり)やサウナ、岩盤浴をせっかく利用するなら、より効果的な方がいいですよね。
身近なところにもスーパー銭湯や温泉施設などで、利用できる場所が多いと思います。
仕事後や休日の楽しみや、頑張った自分へのご褒美などで利用し、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
少しでも参考にしていただけましたら嬉しいです。