時々見かける「てへぺろ」。
下をペロッとだして可愛げを表現するときに、一緒に「てへぺろ」と言ってする仕草ですよね。
この「てへぺろ」の言葉は、いまでは死語になっているのか？
元ネタはどこからなのか？などを調べてみました。
てへぺろの意味は？
「てへぺろ」とは、若者言葉で、かわいらしさや申し訳なさを表現するために使われる言葉です。
てへぺろは、ちょっとした失敗やドジをした後に、恥ずかしそうに舌を出して言う様子を表しています。
例えば、アニメのキャラクターが何かをこぼしたり、小さなミスをした後に、「てへぺろ」と言いながら愛らしく舌を出すシーンがあります。
これは、そのキャラクターがかわいらしさをアピールしつつ、軽い謝罪の意を表していると解釈できます。この表現は特に若い女性によく見られ、親しみやすさや無邪気さを演出する効果があります。
てへぺろの元ネタは？いつから流行った？
「てへぺろ」は、テヘッと笑いながら舌をペロッと出す動作を表していますが、もともとは声優・日笠陽子さんの持ちネタで、2009年から彼女のブログで見られます。
てへぺろは、当時、特に女子中高生の間で人気があり、2011年の「女子中高生ケータイ流行語大賞」で銀賞を受賞。さらに、AKB48の渡辺麻友さんも気に入り、ブログで頻繁に使っていたようです。
2012年には、トリンドル玲奈さんがソフトバンクのCMで「てへぺろ」を使用し、その年の「女子中高生ケータイ流行語大賞」で金賞を獲得しています。
そしてローラさんもよく「てへぺろ」と舌をペロッとしているかわいい姿がテレビで見かけました。
このように、当時の若者たちの間で広く使われ、一時的な流行を超えて文化の一部となったことが分かりますね。そのてへぺろの言葉は、いまは死語なのかを調べてみました。
てへぺろは今や死語？
2009年から使われている「てへぺろ」は死語なのか？について、現在はてへぺろが使われているのか調べてみました。
まず、てへぺろの発案者の日笠陽子さんを調べてみると、現在も（2023年）使われていました！（※参考：日笠陽子オフィシャルブログ）
はじめにてへぺろを使った日笠陽子さんは、いまもしっかりと使っていますね。
一般の方は「てへぺろ」を使っているのかについて、調べてみると、案外普通に使っているようです。
スペルを間違えてたので、呟き直したよ。てへぺろ（）
— ありょさん (@alyoshan_der) November 14, 2023
てへぺろは、すでに挨拶のように使われているようですね。
挨拶のように使われている「てへぺろ」ですが、一方、「てへぺろ 死語」としても良く使われています。
仕事休んじゃった(てへぺろ)(死語)
— ゆきち (@boooozzz) November 8, 2023
「死語」とは、もはや一般的には使用されない、時代遅れになった言葉や表現を意味します。
てへぺろは、現在も使っている人がいたり、「てへぺろ 死語」として使っている人がいたりと愛用者がいるようです。
そこで「てへぺろは死語？」についてですが、てへぺろは一時期、若者言葉として人気が出てた言葉ですが、失敗したときやバツが悪いときなどに使いやすい言葉として、案外浸透していると思います。
流行語としては、死語ですが、「てへぺろ死語」などのように、まだまだ使える言葉と言えるのではないでしょうか。（※筆者の考えですw）
てへぺろの言い換えの言葉は？
てへぺろを言い換えると、どんな言葉あるのでしょうか。
- 愛嬌
- ドジっ子
てへぺろの使い方と例文
てへぺろの使い方と例文をご紹介いたします。
- 「間違えて隣の人のノートを持ってきちゃった、てへぺろ！」
- 「お皿を洗っているときに一つ落としちゃって、てへぺろ。」
- 「友達の名前を間違えて呼んじゃったよ、てへぺろ！」
- 「ドアにつまずいてしまって、びっくり！てへぺろ」
上記のように、ちょっとおどけて「てへぺろ」を使います。てへぺろの後に死語をつけて使うのもありですね。
てへぺろは死語？元ネタは？いつごろ流行ったの？まとめ
最後に「てへぺろ」についての内容をおさらいしておきます。
- てへぺろの意味
- 「てへぺろ」は、うっかりしたミスや小さな失敗をした時に、愛嬌を振りまくために使われる若者言葉です。テヘッと笑いながら舌をペロッと出す動作を表します。
- 元ネタ
- 声優・日笠陽子さんがこの言葉の生みの親で、2009年ごろから彼女のブログで使用されています。
- 普及と人気
- AKB48の渡辺麻友さんがこの言葉を気に入り、自身のブログで頻繁に使用。
- 2011年、女子中高生の間で特に人気を博し、「女子中高生ケータイ流行語大賞」で銀賞を受賞。
- 2012年にはトリンドル玲奈さんがソフトバンクのCMで「てへぺろ」を使用し、同年の「女子中高生ケータイ流行語大賞」で金賞を獲得。
- 現在
てへぺろは、若者文化の一部として広く受け入れられ、一時的な流行を超えています。
上記の点から、「てへぺろ」は流行語としては死語になりますが、現在も愛嬌を感じさせる言葉として使われています。
