自分の家を綺麗に住みやすくしたいという人は多いと思います。特に毎日の掃除が気軽にできれば家がとても綺麗になりますね。
中でも特に、洗濯機の下を掃除するのが面倒なものです。忙しい朝に限ってヘアピンなどを落っことしてしまった。誰もがこのような経験があると思います。
特に女性にとって朝の準備は欠かせません。一見とても役立ちそうですが、おすすめしない懸念点もあるようです。色々と比較した結果、購入を見送った方もいるようです。
どんなデメリットがあるのでしょうか。ここからは、詳しく洗濯機キャスターをおすすめしない点を見ていきましょう。
洗濯機キャスターおすすめしない？やめた方がいい理由とデメリットは？
洗濯機キャスターを買おうか買わないか検討している方に向けて、より理解を深めるためにデメリットを知っていきましょう。
洗濯機キャスターはメーカーから禁止されている場合がある
実は、洗濯機キャスターを禁止しているメーカーがあります。洗濯機キャスターはメーカーから禁止されているなんて驚きですよね。果たして本当にあるのでしょうか。気になったので調べました。
すると、公式ホームページで洗濯機キャスターの使用を禁止しているメーカーを見つけました。そこには、「キャスターつきの設置台や、不安定な場所に据えない（運転中の振動で本体が移動したり、転倒してけがをするおそれがあります）」と記載がありました。（引用：日立公式ホームページ）
やはり洗濯機キャスターは禁止しているのは本当でした。ちなみに、洗濯機キャスターについて記載がないメーカーもありました。
続いて、具体的な4つのデメリットを探ります。
洗濯機キャスターの7つのデメリット
想像してみてください。洗濯機は、どうしても揺れてしまいます。
元々揺れる性質がある洗濯機。その上に自由自在に動かすことができるキャスターを乗せるとどうなるでしょうか。
洗濯機キャスターの摩擦によって床に傷がつくことがある
まずは、キャスター部分に重量が集まりやすくなり、揺れがさらに大きくなることが懸念されます。そのため、洗濯機の構造上摩擦により床に傷がつく可能性があります。
騒音問題
先程、お伝えした通りキャスター部分に重量が集中するので洗濯時にどうしても騒音に繋がります。床や壁などの周囲の物に激しくぶつかり騒音が発生し、周囲の人や隣近所に迷惑をかけることがあります。
特に家族がリモートワークをしていたり、赤ちゃんが寝ていたりすると音がうるさく思うときもあるようです。
現在洗濯機の騒音に悩んでいる方は、今以上に騒音が出てしまっても本当に大丈なのか検討してみることをおすすめします。
洗濯機の本体が衝撃を受けて故障する可能性
洗濯機の直置きに比べて洗濯機キャスターに乗せると土台が不安定です。そのため、洗濯機の揺れによって最悪の場合、洗濯機自体が転倒してしまうことも考えられます。
その衝撃が洗濯機の故障にまで繋がると思うと心配です。もう１つ重大な事態に繋がる可能性があります。それは、洗濯機キャスターが洗濯機の重さに耐えられなくなることです。それが現実化すると、洗濯機の破損に繋がるケースも考えられます。
水漏れの可能性
一番避けたいのは、水漏れの問題です。洗濯機キャスターがあると掃除が楽になりますが、実際に動かすと、排水ホースが緩んで外れやすくなり、結果的に水漏れの原因に繋がることもあります。
人生で、洗濯機から水漏れする経験はしたくありません。
洗濯に影響の可能性
洗濯機キャスターは、揺れにより振動が大きくなることがわかりました。実は、この揺れにより洗濯槽内の衣類のバランスが保てなくなることがあります。
最悪の場合には洗濯機の洗濯効率が下がり、十分な洗浄やすすぎができず洗濯機本来の機能が失われる可能性にも繋がります。
お気に入りの衣類にまで影響があるかもしれないなんて本末転倒です。以上4つが具体的なデメリットになります。
洗濯機キャスターの設置が大変
洗濯機の重さはおよそ30kgから重いものでは70kg以上のものがあります。男性でも約70kg以上ある洗濯機を抱え上がるのは容易ではありません。
特に、女性の一人暮らしやご年配の方は設置も不安かと思います。設置する際には、重量がある上に持ちづらい形なので最低2人はいると心強いですね。
過去には洗濯機キャスターによる事故も！
過去には洗濯機キャスターによる事故「洗濯機の下の隙間に2歳児が手を入れて指を一部切断し骨折」「落とした洗濯物を拾うために洗濯機の底部に手を入れ指2本欠損」「洗濯機の水漏れ経路を確認時に底に手を入れ中指骨折」が発生していました。（引用：消費者庁ホームページ）
読んだだけでも恐怖ですよね。子供から大人まで誰もが危険な目にあう可能性があると言えます。
しかし、洗濯機キャスターを適切に使用できればメリットもあるようです。
洗濯機キャスターの3つのメリット
洗濯機キャスターを使用するメリット3つをお伝えしていきます。
洗濯機の下の部分の掃除がしやすく清潔に保てる
洗濯機の下を掃除するのは重いので避けたくなるのが正直なところ。洗濯機キャスターをつけると洗濯機をスムーズに動かすことができるので、洗濯機の下や後ろの隅々まで簡単に掃除ができます。
毎日のお掃除が劇的に楽になり時間の短縮になりますね。
また、洗濯機の配置を変える必要があるときも楽に移動できて便利です。
使い勝手が良くなる
洗濯機キャスターのメリットは動かせることです。ヘアピンやヘアゴムなどを落としても洗濯機キャスターがあるとストレスなく拾えます。また、必要に応じて洗濯機の高さや位置を微調整することができるのも魅力です。少しでも高さがあるとスムーズになり便利ですね。
カビの発生を抑えられる
洗濯機を置く場所は、基本的に水気があるのでカビが発生しやすいと言えます。そのため、洗濯機と床の隙間ができれば通気性が良くなります。
よって、カビの発生を抑えられることに繋がり、気性が良くなることでカビの発生を予防できるのは嬉しいですね。
洗濯機キャスターおすすめしない？やめた方がいい理由とデメリットを解説！まとめ
気になる洗濯機キャスターについてまとめました。
- 実は、洗濯機キャスターを使用すること自体メーカーから禁止されている場合がある。洗濯機キャスターによる、騒音や揺れによる床が傷つく可能性があり、水漏れ、洗濯機自体の故障に繋がるケースもあるのがデメリット。
- 消費者庁によると、小さい子供から大人まで指を切断する危険な事例が発生。
- 洗濯機キャスターのメリットは、スムーズに動かせるので掃除がしやすく、高さもでて使い勝手も良い。おまけにカビの発生を予防できる。
毎日使う洗濯機を、より便利なものにする洗濯機キャスター。しかし、場合によっては重大な事故に繋がることもわかりました。これを機に自分の毎日生活を見直して、暮らしに工夫できることがあるか考えて見ましょう。その上で、洗濯機キャスターを買うことが本当に正解なのか実際の生活に落とし込んで考えてみることからスタートすると良さそうですね。綺麗な自宅で安心して暮らすと日々がより良いものになるでしょう。
